阿呆の猫飼

何でもかんでも忘れてしまうので、日記書いとこうかな、と思ったから書いてみる。

湯西川温泉から大内宿へ 1

今回の旅は
湯西川温泉から大内宿です。


恋人と一緒に温泉旅館に行きたいという
憧れがありまして
ついに!
ついに行けました!


えへへ


一泊二日の
全く密ではない旅の思い出です。



土曜日に出発です。
とにかくいいお天気!
いつもいつも
ほんとにありがたいデートの好天気です☀️


JR宇都宮線 大宮駅で8時59分に合流し
栗橋駅へ。
栗橋から東武日光線に乗り換えて
東武日光駅へ向かいます。


ちなみに、この場合
宇都宮線は15両目、
一番前の車両に乗りましょう。
乗り換えがスムーズです。
おまけに真ん中付近の車両より空いています。
今回、栗橋駅到着が9時26分、
東武日光線が9時30分発、と
乗換えの時間が4分しかなかったのですが
間に合いました。
3分あればいけるかな。


いっつも遅れるJRさん
(主に東海道線)、
今日は寸分違わず到着してくれて
ありがとうありがとう。


東武日光駅に10時45分着。
この時間の東武日光線は急行列車なので
かなり時間短縮できます。


北千住辺りから
スペーシアにでも乗ればすぐなんですが
ほら、ここはやはり普通電車で行きたいわけです。
(特急にあまり惹かれない私)


東武日光駅でのミッションは
日光・大内宿フリーきっぷを購入すること。
東武日光駅鬼怒川温泉駅でしか
売ってないんです、このきっぷ。


東武日光駅から
湯野上温泉までの
野岩鉄道会津鉄道が乗り降り自由、
そしてその先の大内宿へいく
バスまで無料です。
4860円。
お得ですね。
フリーきっぷのなにがいいかって
この「乗り降り自由」なところなんですよ。
(当たり前か)


ローカル線て
大抵次の電車が来るまでの待ち時間が
わりと長いので
フリーきっぷを持っていると
ふらっと途中の駅で降りて
うろちょろしたり
お酒を買い足したり
煙草吸ったりできるんですよね。


てなわけで
おすすめです。
とくにこの辺りは
地場のお酒が美味しい地域なのでね。


東武日光駅まわりは
わりと閑散としていました。
ちなみに公共の喫煙所はありません。


東武日光駅
それぞれクラフトビールを購入。
お店で栓を開けてもらって
ぶらり飲んだくれの旅。


東武日光駅を11時8分発。
さっき通りすぎた下今市駅
そして鬼怒川温泉の廃墟群を眺めつつ
その先の新藤原駅
二回乗り換えて
湯西川温泉駅へ向かいます。
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途中、乗り継ぎ時間に降りた
鬼怒川温泉駅の鬼怒太です。
ご覧のように
雪はほとんど積もっておりません。
鬼怒川温泉駅前には他にも
足湯と喫煙所があります。
コンビニという風情のお土産屋で
缶ビールを買います。


新藤原からが野岩鉄道
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野岩鉄道、良いですねえ。
龍王峡、川治温泉と通り
12時39分に湯西川温泉駅に到着。
龍王峡も紅葉の時期に行ってみたい。


今回の道中、ちょくちょく
SL大樹も見れました。
やはり撮り鉄がいますね。
翌日の会津鉄道での帰路では
会津鉄道直通になる大樹の
試運転車両も見れました。
私は撮り鉄ではないので
写真は撮りませんでしたが、
見られて得した気分です。
直通になったら乗ってみたいな。


湯西川温泉駅へと近づくにつれ
雪深く。

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よく見るアングル。
電車通過は撮り逃しました笑
撮り鉄じゃないからいいんです。


湯西川温泉駅
日帰り温泉施設がありました。
湯西川温泉は駅から離れているので
バスで向かいます。
バスの時間まで
それほどなかったので温泉には入りませんでしたが
外には足湯もあります。
喫煙所もあります。
お土産売り場では
サンショウウオの燻製とか
イノシシカレーのレトルトなどが売っていました。


食事どころで
鹿肉コロッケを食します。
言われなければ鹿だとわかりません。
なぜか恋人が「コロッケの歌」?という
昭和のシュールな歌をスマートフォン
聞かせてくれました。
クレイジーです。
一番は
毎日夕げのお菜がコロッケであることを
嘆くサラリーマン。
二番はボーカルが奥さまに交代。
亭主が家に帰ってこなくなったことを
報告されます。
ちっとも可笑しくないのに
「こりゃ可笑し🎵」で締め括られます。
なんなんでしょうか。
自由過ぎます。


バスが来るまで
煙草を吸ったり
足湯に入ったり
雪玉を投げつけたり
氷柱を折ったり
おもむろにコートを脱ぎ出して
雪にダイブしてみたり、

これまた自由な恋人を
お腹を抱えながら眺めつつ過ごします。
最高ですね。


バスは一日に6本。
13時45分のバスに乗る予定です。
これを逃すと次は
15時50分。


バスが来る直前、
煙のように姿を消す恋人。


バスが来ます。
立ち尽くす私を尻目に
バスは出発します。
鼻唄混じりに恋人が
トイレから現れました。


バスが行ってしまったことと、
次からトイレにいくときは
一声かけてから行ってほしいことを伝えます。
(よく急にいなくなる人なのです)


たまたま昼休憩中の
タクシーのおじいさんを捕まえ
あのバスを追って先回りしてくれと頼むも
バスが速い!
おじいさんもペラペラと喋りながら
80キロ出してましたが
バスはまったく見えません。
時速100キロの暴走バスです。
仕方ないので行き先の旅館名を告げ
そのまま行ってもらうことに。
最後の最後に追い越せました。
足が出ないように
5000円でメーターを切ってくれたおじいさん。
ありがとうありがとう。


無事に
バスよりほんのちょっぴり早く着けましたぜ。
ああ、楽しかった!
タクシー代は恋人が出してくれました笑


(続く)